タッチコントロール矯正マシーン?

昔「星飛雄馬」という人?がいて「大リーグボール養成ギブス」なるものが世間をさわがせましたが、エレクトーンでも同じように訓練することができるんですよ。

「いまさら腹筋鍛えてもな〜」「二の腕の太さは負けない!」

ちがう、ちがう。

ELシリーズではイニシャルタッチとアフタータッチ、二つのタッチコントロールがありますね。私はよく先生に「音のツブをそろえて!」としかられましたが、なかなかむつかしい…。実はイニシャルタッチとアフタータッチの値を表示させる秘儀(^.^)があるのですが、今回はもっとレトロな技です。

さてここで問題。昔からエレクトーンに必ず付いている音色はなあに?

ヒント。[HSシリーズ]ではちょっとオヒマをしていました。答えは[FLUTE]です。「えっ?HSシリーズでもFLUTEはあったじゃないの」と思うかもしれませんが、ここでいう[FLUTE]はフルートボイスのことです。昔は白いレバー、今は液晶画面で操作する、8’(8フィート)とか4’(4フィート)というものですね。

で、このフルートボイスには必ずパーカッシブ(最近のエレクトーンはアタック)という代物がペアになってくっついていました。(緑のレバー、なつかしい…)

フルートボイスはタッチによる音量・音色変化はありませんが、パーカッシブ(アタック)だけはイニシャルタッチよって音が出たり出なかったりします。このパーカッシブこそ[タッチコントロール矯正マシーン?]と申し上げましょう。

ノンレガート奏の練習にはぴったり。ちょっと気を抜くと音が出ませんよ。これなら古い機種でもOKでしょ!