ホリゾンタルの不思議発見

EL900・700・500にはXG音源が搭載されて、MIDIというものに興味ができたかたも多いはず。世の中パソコン時代、女性のユーザーも爆発的に増えています。

ryukeiの周りでも「パソコンやりたい!」という淑女が多くなりました。

あなたはもうこの文章を読んでいるので、インターネットはOK、メールもOK、ですから一歩先をいってますね。(^.^)で、本題。EL900がある。パソコンもある。よく分からない(^-^)けど音楽ソフトもある。

この3点セットがあればいろいろやりたいと思うのがふつうですね。そこで考えるわけです。「XG音源はエレクトーンに付いてるから買わなくてもいいよね。シーケンスソフトもあるし…。打ち込みの鍵盤は…当然エレクトーンが使えるじゃない!」

パソコンの側にミニキーボードがあればいいんですが、別に買うのもなんだし、最近はノートパソコンを使う人が増えたので、エレクトーンの方へ行けばいいわけです。さあこれからが悪戦苦闘。

でも何とか「打ち込み」ができて初めてPLAYボタンを押すときはドキドキ。さあ聴くぞ!えっ?なんか変。音にベンドかかってるぞ!そんなの使ってないぞ!と叫ぶことになるかも。

エレクトーンはEL900を使いませんでしたか?そう、これが原因なのです。そんなバカな!

EL900にはホリゾンタルタッチという画期的な機能がついていますが、これがアダとなってしまいました。実はエレクトーン側でホリゾンタルタッチがOFFになっていても、MIDIのピッチベンド情報としてパソコン側へ送られてしまうのです。

ですからMIDIデータからピッチベンドを取り外さないとダメなんです。しかしこれは面倒…。私はYAMAHAのXG−WORKS(Ver.3)というソフトを使ってるんですが、「まあいいか、MIDI INフィルターでカットしてやれー」と探しました。

でも、ない!ない!そんなバカな!ryukeiはおこりましたねえ。さっそくレポート書きました。こういう組合せは今後想定できますよって。そうしたら流石YAMAHA。XG−WORKSのスタッフが早速対応してくれました。XG−WORKSのバージョンアップ版がホームページからダウンロードできるようになっています。

http://www.yamaha.co.jp/xg/utility/xgwup.html

XG−WORKSとEL900を使う方はすぐにGet!

でもMIDI INフィルターでベンドをカットすると本来使いたいところもカットされるので、注意しましょう。

EL90のようにホリゾンタルタッチが付いていないエレクトーンではこんなことになりませんので、安心を。不思議発見でした。