指も使いよう

ホリゾンタルの正体はピッチベンドということは分かりましたが、それにしても奏法はむずかしい…。効果をかけようと思うと結局は鍵盤を押すことになるので、アフタータッチとの兼ね合いがむずかしいし、単純に横方向に押してもなんかサマにならないんですよね。

ブラスがシャウトするときのように、一発だけキメるのは得意なんですが…。ビブラートはむずかしい…。で、いろいろやってみて気がついたことをひとつ、ふたつ。

(TEXTだけでここから説明するのはたいへんですが、想像力でついてきてね)

まず、いろいろな楽器のビブラートを研究すると、演歌歌手の声のように(大)↑↓する場合もあれば、ロックのエレキギターのように(中)↑の場合もある。またハーモニカなどは(小・中)↓でないとサマにならない。この片方だけの「ベンド」のかけ方がむずかしい…。ここで(アッチッチ?)ゴールドフィンガーの登場となるのです。

たとえばハーモニカで↓へだけベンドをかけたいとしましょう。でも押している鍵盤を↓向きだけへ細かく動かすのはたいへんです。どうしても↑向きにも力が入ってしまう。そこでウラ技です。となりの鍵盤(この場合鳴っている音より低い鍵盤ならどこでも可)をバイブレーションするのです。(細かい・粗い・深い・浅い)

練習すると↓方向だけビブラートがかけられます。↑も同じこと。

でもどんなに練習しても↓で待機して上へ持っていくのは至難の技。こんなときはためらわずセカンドエクスプレッションを使いましょう!(~_~;)

アフタータッチも苦労しましたが、ホリゾンタルが導入されたことで鍵盤がタテヨコスクロール。まるでゲームのコントローラー?(-.-)