EL900・700・500はエレクトーンの機能としてはもちろんのこと、XGデータの再生もしてくれます。でも「どうなってるの?」と???のアナタ。
簡単に説明すると…、エレクトーンの中にラジカセが入ったようなものだと思えばいいでしょう。姿が見えないからややこしいんだけど。ラジカセならカセットテープやCDを入れるわけですが、エレクトーンの場合はフロッピーディスクの中にエレクトーンのデータとXGのデータが入っていて[データ]というのがカセットテープやCDになります。
MDRにフロッピーを入れるとエレクトーンが自動で「おまえはエレクトーンだ。おまえはXGだ」と判別してそれぞれの音源へ振り分けてくれるのです。おなじフロッピーだからややこしいわけですがパソコンでフロッピーの中を見ると(簡単にできます)[データ]には名前がついていて、
エレクトーンは
[MDR_**.B00]レジストレーション
[MDR_**.EVT]演奏
*は00から39まであります。00がMDRのソングナンバーでは01になります。
XGデータは
[********.MID]レジストレーション+演奏
*は数字とか英文字を8文字以内でつけます。
というふうになっています。
XGデータ名はEL900のディスプレイで確認できますね。
エレクトーンは何でも揃う総合デパート(三越・高島屋)、XG音源は小回りのきく24時間営業のコンビニ(セブンイレブン・ローソン)と、それぞれの役割でがんばっています。
うまく使い分けることがかしこい生きかたです。