MDRの不思議発見 No.2

「パソコン買った、インターネットもOK、メールもOK、次は譜面を書きたい!」とだれもが思うはず。「エレクトーンでサッ!と弾いて、パッ!と楽譜にできたら…」こんな便利なことはありません。

そこでEL900・700・500の登場です。これらのMDRには「XG変換」というおいしい機能が付いてますね。
「そうか!MIDIデータにすれば、XG−Worksなどのシーケンスソフトで楽譜になるじゃないの」それに気づけばしめたもの。

まずMRDでエレクトーン演奏を録音して、XG変換をする。そのFDをパソコンへ持ってきてシーケンスソフトで開けると…ちゃんとMIDIデータが確認できますね。

それで譜面にすると…「あれれ?小節線がむちゃくちゃ。どうなってるの?」そうなんです。MDRでXG変換したものはこうなってしまうんです。

音色・リズムは簡易変換してくれるけど、肝心な譜面がねえ〜、、、

実はMDRはいつも♪=156で録音する頑固者なんです。
だから録音する時♪=156ならば、小節はぴったり合います。でもどの曲も♪=156で弾くわけにはいきません。どうするか?

MDRウラ技第2弾。
XG変換するときにテンポをかえてやるのです。

「変換後のデータを確認します」を出す前に、いつもやってるようにテンポを変えてから「確認」を押します。♪=100で録音したらテンポ変更で+156%にします。

こうするとぴったり小節が合いますよ。♪=120で録音すれば+130%になります。♪=80なら+195%で計算上はいいのですが、MDRのテンポコントロールは2%きざみ。だからこれはだめです。

エレクトーン演奏時のテンポ(A)を求める計算式は…

156÷(A)×100が50〜200の偶数であればOKです。
MIDIデータのテンポは必ず♪=156になっているので、エレクトーンで弾いたテンポに修正すれば、演奏もOK、楽譜もOKとなります。>^_^<