「リバーブなんて、みんなおなじじゃないの。何を実験するの?」と思うでしょうが、EL900のリバーブは今までのリバーブと少し違う性格を持っているのです。
「そういえば品のよい響きになったような気がする…」そう、90と比べるとずいぶんバージョンアップされているそうです。エレクトーンにはおしみなく最新技術を導入する…(^.^)さて、今回の実験の手順は、
@EL900でアッパーボイスにピアノの音を選び、リバーブをいっぱいにしてメモリー[1]に登録します。
Aメモリー[1]のままリバーブを0にしてメモリー[2]に登録します。
B[1]を押して適当なコードを上鍵盤で弾いてみます。すぐにメモリー[2]に押しかえます。メモリー[2]はリバーブがOFFのはずなのに、響きが残りますね。メモリー[1]と比べるとおなじような響き方です。不思議ですね。
おなじ実験をEL90でしてみましょう。メモリー[2]に切り換えた途端、リバーブは完全にOFFになります。どちらがいいかは、弾く曲のスタイルによってなんとも言えませんが、EL900でどうしても「スパッ!」とリバーブを切りたいときは、TYPEを手動で変えます。